米中関係と台湾内政のリンケージ
―強まる中国の分断工作―
はじめに
本稿は、アメリカのトランプ(Donald J. Trump)政権成立後の米中台関係を、台湾内政動向の観点から分析する。なぜなら、2024年の台湾総統・立法委員選挙では、民主進歩党(民進党)の頼清徳が総統に当選したものの、立法院では過半数を獲得できず(113議席中51議席)、中国国民党(国民党。国民党系無所属を合わせて54議席)と台湾民衆党(民衆党。8議席)を併せると過半数に達するという状況になったことで、かつての陳水扁政権期と同様に、中台関係の最前線が台湾内政に移ったためである1。
他方で、中国の国内事情も、ますます政治的な工作の重要性を示している。習近平政権においては深刻な粛軍が進行しており、短期的に軍に頼って統一促進を進める状況にはなくなっている。むしろ、中国の対台湾工作は政治に重点が置かれており、その影響が台湾内政にも現れていると見た方がよい。
台湾における与野党の攻防は、内政から対外関係に到るまで多分野にわたるが、本稿では台湾の安全保障に大きな影響を与える国防特別予算がどのように扱われたかに焦点を当てて、米中台関係と台湾内政とのリンケージの動態を明らかにする。
「親中派」国民党主席の誕生
2024年以降、台湾では与野党間の対立が激化している。野党が立法院での多数を利用し、行政権、監察権、司法権を弱体化させ、立法権と地方政府を強化するような立法や予算審議(一部は違憲判決が出ている)を連発したことで、市民社会の反発を招き、「青鳥運動」や、国民党籍立法委員への「大罷免運動(大規模リコール運動)」が起きた。
ところが、2025年7月から8月にかけて行われた罷免投票の結果、国民党の立法委員は一人もリコールされなかった。賴清徳総統の支持率は10%以上急落し、一般的には民進党に打撃になったと考えられている。しかし、筆者は、大罷免運動は事実上朱立倫国民党主席を「罷免」することに成功したと評した2。
2025年当初、朱立倫の再選見込みは堅く、その下で盧秀燕台中市長が2028年の総統選挙に出馬すると考えられていた。ところが、大罷免運動期間中の党中央のちぐはぐな対応が強い批判を招いたため、朱は再選を放棄し、盧に出馬を進めた。しかし、党中央を運営し、最大野党党首としてあらゆる課題に対応すべきポジションが突然前に現れた時、台中市長の任期途中だった盧はこれを固辞した。
このため、党主席選挙は本命不在となった。この中で当初当選が確実視されたのは、党内主流派の郝龍斌元台北市長であった。しかし、結果として「親中派」や「泡沫候補」と見なされていた鄭麗文が退役軍人党員の支持を獲得し、勝利したのである。これには、親中的態度を持つ退役軍人党員が多い国民党の党員構造が関係している。党主席選挙中、郝龍斌を支持する趙少康前副総統候補が、鄭麗文への支持が拡大した過程で「中国大陸の選挙介入がある」と批判したことさえあった3。こうして、台湾全体のみならず、国民党内の政治的立ち位置においても、「外れ値」に近い党主席が誕生したのである。
鄭麗文は、外省人二世だが、元々は台湾独立派であり、2000年代に民進党員から国民党党員に乗り換えた特異な経歴を持つ。その経歴の中で指摘されるのは、楊建綱(CKヤン)との関係である4。楊建綱は海軍出身の外省人で、ヤクザ組織である天道盟の背景を持ち、中国との関係が非常に深い企業家であり、今や「影の党主席(地下党主席)」とさえ呼ばれている。国民党内でも、こうした鄭麗文の背景を懸念する者は国民党内でも少なくない。
鄭麗文のこれまでの公の発言は論議を呼んでいる。例えば、「台湾周辺を飛び回る(中国の)軍用機は台湾を守っている」と発言したり、「台湾人に『私は中国人だ』と誇りを持って言わせたい」と発言したりしている5。習近平は、鄭の党主席当選の際の祝電で「国家統一の促進」に言及した。鄭はこの祝電に謝意を表明し、当選直後から「習近平主席と会談したい」という発言を繰り返した。就任直後には、欧州メディアであるドイチェ・ウエレのインタビューを受け、「プーチンは独裁者ではない。民主的に選ばれた指導者である」6と堂々と言ってのけた。鄭麗文が中国の聞きたい話題を発言していることは明らかである。言い換えるなら、鄭麗文は、中国にとって国民党における最重要の協力者となったのである。
図1および図2を見ればわかるように、鄭麗文就任後、頼総統と民進党の支持率が急回復している。頼総統の支持率は、大罷免運動前の水準まで回復したし、国民党支持と無党派支持が急落して、民進党支持者が急増した。台湾の主流民意は中国と距離を置き、現状を維持することにある。それに対して、国民党は党員投票の結果極端な「親中派」を党主席に選んだことで、中道有権者の支持を急速に失ったことが見て取れる。
図1 頼清総統の支持率推移(2024年5月~2026年4月)
(出所)「美麗島民調:2026年4月国政民調」、美麗島電子報、2026年4月28日、[https://m.my-formosa.com.tw/DOC_225352.htm]。信任度を支持率と読み替えている。
図2 台湾の政党支持率の推移(2024年5月~2025年12月)
(出所)「2025年12月『台湾人眼中的民主進歩党』」、財団法人台湾民意基金会、2025年12月15-17日、[https://www.tpof.org/%e7%b2%be%e9%81%b8%e6%96%87%e7%ab%a0/...]。
2.統一準備の完成期限の「延期」?―主要手段は軍事から政治へ
台湾内政の分極化は、中国による対台湾武力侵攻に好機を与えているように見える。米国の情報によると、習近平は2021年以前(おそらく2019年)に2027年までに台湾を攻略できる軍事的準備を整えるよう指示したとされる。中国による台湾への脅威増大というこの「デービッドソン・ウィンドウ」は2027年から2031年である7。
その意味は何だろうか。2019年初頭、翌年に台湾では国民党への政権交代が起こり、アメリカではトランプ大統領は再選されると考えられていた。つまり当時、①習は4期目(2027~2032年)に台湾問題を「解決」することを前提に中国人民解放軍(解放軍)に8年近い準備期間を与えた、②国民党が2020年に政権に戻れば、その2期目に「強制的平和統一」がやりやすくなる、③不確実性の高いトランプが再選すれば2024年までは台湾に手を出しにくい、等の計算が働いていたことが想定される。
そうであるとすれば、習近平は、これらの計算が狂った2020年以降、すでに4期目の後半である2030~2031年ころを目標に仕切り直しをしていると見る方が自然である。すでに、2022年に始まったロシア・ウクライナ戦争が予想外に長引き、武力行使の不確実性が明らかになっていることも判断材料となっているだろう8。
政治的環境に加えて、解放軍は相変わらず腐敗しており、忠誠心が弱く、態勢立て直しのための時間が必要となっている。このことは、2022年に三選してから、習近平自らが抜擢し、指導的地位に就けた解放軍指導部を粛清し続けていることからわかる。「重大な紀律違反」を問われ、2024年に李尚福国防部長と苗華政治工作部主任が、2025年に何衛東中央軍事委員会副主席が粛清され、2025年12月に張升民が副主席に任命され、その空席を埋めた。そして2026年1月には「中央軍事委員会主席責任制をひどく踏みにじり、破壊した」として張又侠中央軍事委員会副主席と劉振立聯合参謀部参謀長が粛清された9。以上の粛清により、中央軍事委員会は7名のうち5名が不在となった。しかも、おそらく調査はその下のレベルでも進行中である。
アメリカの際戦略研究所(CSIS)の調査によると、2026年2月時点で、解放軍において過去4年の粛清実績101名の将官が粛清を受けた可能性があるという(党籍剥奪14名、免職/停職22名、行方不明63名、粛清後死亡の可能性2名)10。特徴として、①ロケット軍の歴代司令員4名が粛清され、陸海軍に比べ空軍は比較的生存率が高い、②2025年の粛清が突出して多い(62名)、③作戦系統の将官61%が粛清され、④南部戦区の粛清が最も多い。これは、台湾への軍事行動をすでに数年先送りにしていないとできない程の大規模な粛軍である。むしろ、台湾への軍事的準備の目標達成時期を遅らせたからこそ、習近平はまず解放軍の整頓を大規模に進めている可能性がある。
さらに、中国では、一部の軍装備開発責任者の名前が所属のウェブサイトから消えており、彼らも粛清された可能性が高い11。加えて、2025年から2026年にかけて行われた米軍によるイラン攻撃とベネズエラ攻撃により、米軍の能力の高さが明白となり、台湾への軍事行動における米軍の介入リスクを無視できないことが、習近平指導部に再認識された。その中で続く粛軍は、習近平の解放軍に対する不信感が高いままであることを意味している。
中国の台湾周辺における軍事行動は、政治的要因の影響を受ける。軍事訓練・演習は一義的には軍事的な必要性によりなされるが、同時に政治的なメッセージともなり得る。トランプが当選した後に行われた3回の大規模軍事演習は、演習名がなかったり、タイミングがずれたり、武器輸出への反応によってなされており12、トランプとのトラブルを回避したいという意図がうかがえる。
台湾周辺の中国軍用機の動向にも、台湾をめぐる対米配慮が見られる。図3を見ればわかるように、趨勢としては中国軍機の台湾の防空識別圏(ADIZ)への侵入回数は増えているが、政治的に敏感な時期である台湾総統選挙期間中である2023年10月から2024年1月までは大きく減少している。注目すべきは、トランプ・シフトと思われる減少である。それは、トレンド線から比べるとトランプが再選された同年11月から12月も減っており、さらにトランプ訪中を控える2026年1~2月も大幅な減少を見せていることである。明らかに中国は、トランプに無用な軍事的刺激を与えないよう行動を抑制している。
図3 台湾の航空識別圏(ADIZ)に侵入した中国軍機の回数(2020年9月~2026年2月)
(出所)"Taiwan ADIZ Violations," PLA Tracker, [https://docs.google.com/spreadsheets/d/1qbfYF0VgDBJoFZN5el...].
3.国防特別予算の審議拒否:深まる米中関係と台湾内政の連動
むしろ、中国は台湾に対して政治的な工作を強化している。これには、トランプ政権と台湾がともに政治的工作で一定の成果を上げることが可能であるという客観的状況が存在していることによる。
まず、トランプ個人とトランプ政権の間には、中国/台湾に対する政策の面で、大きなギャップが存在する。米中の貿易交渉が進んでいた2025年夏に、トランプは、米中貿易交渉をにらんだ台湾の動きを抑制した形跡がある。それは、①アメリカでのトランジットを必要とする賴総統の外遊中止、②米台安保対話の格下げ(アンカレッジでの実施)、③対台湾大型武器輸出の遅延に現れている13。
その一方で、ルビオ(Marco A. Rubio)国務長官をトップとする国務省は、①2025年2月に「台湾独立を支持しない」、「台湾は中国の一部分である」という表現を削除した。さらに「両岸の相違が、脅迫ではなく自由を通じて、海峡両岸の人民が受け入れられる方法で解決されることを期待する」、「適切な状況下で台湾の国際組織への参加を支援する」と追加した。②9月に台湾の地位について「未定」であると明確にアナウンスした。
アメリカの台湾防衛への関与についても、ヘグセス(Peter B. Hegseth)国防長官は、5月に開催されたアジア安全保障会議において、2027年までに習近平が台湾侵攻の能力をつけるよう支持したことに言及した。ヘグセスはまたアジア諸国が国防費を増加させる必要があり、アメリカの同盟国・パートナーが威嚇されたり従属させられたりすることを許容しないと発言し、中国を強く牽制した14。
次に、トランプ自身も台湾抑制と台湾支援の間で揺れた。トランプは「台湾は台湾だ」と発言してから11月の慶州APEC首脳会議に臨み、習近平と会談している。しかも、12月には過去最大規模である111億ドル規模の武器輸出を発表している15。このように、米中間の経済交渉プロセスの中で、トランプのみが台湾問題について対中妥協をする機会の窓を開けることがあるのである。
こうしたトランプ政権の状況が、台湾内部の国防特別予算の審議拒否と「習近平・鄭麗文会談」の開催をめぐる動きの中で展開された。それは台湾の野党内部の親中派vs.親米派の闘争という形で展開された。
鄭麗文は2025年11月1日の党主席就任直後から習近平との会談を熱望する発言を繰り返した。他方で、頼清徳総統は、同月28日に8年で1.25兆元(約400億米ドル)の複数年度国防特別予算を提起した16。国民党と民衆党は同予算案の委員会審議入りを、2026年3月まで引き延ばした。これは、4月初旬に予定されていたトランプ・習近平会談前に、鄭麗文・習近平会談の実現を狙ったものと考えられる。しかし鄭麗文は、この時点では中国から招待されなかった。
トランプが中国との交渉や、ベネズエラやイランへの武力攻撃に気を取られている内に、台湾が国防特別予算を成立させるよう、国務省の出先である米国在台協会(AIT)のグリーン(Reymond Greene)代表等は、メディアの取材を受け、野党指導者と精力的に面会して説得を行い、SNSなどでも積極的な発信を行った17。
また、2月12日に超党派の米上下両院議員34名が連名で台湾の立法院、院内各党団責任者、野党党首等に書簡を発出し、台湾に国防特別予算を成立させるよう呼びかけた18。民衆党の黄国昌党主席や次期総統候補の呼び声が高い盧秀燕は、アメリカをそれぞれ1月と3月に訪問した。台湾を重武装するというアメリカ政府の意図は明確であった。
ところが、2月28日に始まったアメリカのイラン攻撃が短期で終息しなかったため、トランプ訪中は5月に延期された。つまり、鄭麗文の訪中がない一方で、11月の統一地方選挙が迫り、国防特別予算を通さないままでいると、国民党は批判を受けて、選挙で劣勢に陥る可能性が増大した。
アメリカが国防特別予算成立に向けて積極策に出る中、3月5日に、民進党と民衆党の賛成により、立法院で行政院の1.25兆元(8年間)、国民党の3800億元+n(nは任意の自然数であり、増額可能性を意味する)、民衆党4000億元の三案が委員会審議に付されることとなった19。これ以外に8000億元や9000億元というような数字も出ては消えていた。こうして、国防特別予算の金額を1.25兆元に近づけるか、それとも3800億元に止めるか、ということが政治的争点となったのである。
このプロセスの中で、台湾における中国の立場が急速に悪化した。3月24日に、民衆党の立法委員候補比例代表名簿に載る可能性があり、物議を醸したことがある徐春鶯が「反浸透法」および「銀行法」違反容疑で起訴された。彼女は中国籍配偶者(陸配/中配)として、立法委員を目指した。しかし、彼女自身は名簿に載ることを諦め、同じ陸配の李貞秀が名簿の下位に載ったが、2026年に立法委員(比例代表枠)に繰り上げ当選したのである。
ところが、徐の起訴書には、上海の統一戦線工作団体からの金銭授受を含む浸透工作が赤裸々に書かれており、民衆党を使った中国の浸透工作が白日の下に曝されたのである20。李貞秀もまた、中華人民共和国国籍を保有していた問題がネックとなって党内での支持を失い、党を除名され、立法委員を失職した。
加えて、3月26日に柯文哲民衆党前主席が、汚職で一審実刑17年判決が下され、2028年に総統選挙に出馬する機会が絶たれた。民衆党の好感度は25.8%まで下がり、反感度は56.5%まで上がり、柯文哲の信認度は24.4%まで落ち、不信任は64.7%に達した21。民衆党の泡沫政党化は、誰の目にも明らかである。つまり、民衆党を利用した中国の影響力工作は破綻したと考えられる。
国民党においても親中派が劣勢になった。3月中旬に明らかになった馬英九前総統とその側近である蕭旭岑(国民党副主席)の決裂もまた、中国の「現地協力者」の減少を意味した。これで、馬英九は中台間の橋渡し/ブローカーとしての役割を事実上終了することとなった。このことにより、中国にとって党内最大の親中派である鄭麗文の価値が相対的に上昇した。
決定的だったのは、次の総統選挙の国民党最有力候補である盧秀燕台中市長(2028年総統選挙の有力候補)が訪米後に8000億元から1兆元の国防予算支持を発表したことである。しかもその媒体は親民進党系の『自由時報』であり、独占インタビューとして3月30日に一面トップで取り上げられた22。盧の国防特別予算支持は明確であった。同日、アメリカのシャヒーン(Jeanne Shaheen)上院議員等の連邦議会代表団が台湾に到着した。
4.習・鄭会談とトランプ・習会談――国防特別予算大幅減額の政治力学
盧のインタビューが公表されたわずか数時間後、国務院台湾事務辦公室の宋濤主任が鄭麗文の招聘を発表した23。話題は一夜で転換し、盧の勢いは一気に食い止められた。中国にしてみれば、対台湾武器輸出は、トランプと国民党による挟殺により阻止しなければ意味がない。先に国民党が予算を通してしまえば、議会の圧力もあり、トランプは早々に武器輸出を決めるであろうし、逆にトランプが武器輸出を早々に発表してしまえば、国民党は近づく選挙のプレッシャーのため、予算を止め続けられなくなる。
鄭麗文は4月7日~12日に中国大陸を訪問し、無難に習近平との会談をこなした。中国は経済的誘因を含む10の措置を発表した24。これには、「92年コンセンサス」を堅持し、「台湾独立」に反対するという政治的基盤等の前提条件の下で、①福建省沿岸地域と金門・馬祖島との間で水道、電力、ガス、橋梁の接続、②両岸間の直行旅客便の全面的な正常化を推進し、金門とアモイ新空港の共同利用を支持、③台湾の農水産物の中国本土への輸入を円滑化、④台湾漁船の寄港および水揚げに対応する埠頭等の建設を検討、⑤台湾の食品製造企業の中国本土での登録、台湾産食品の中国本土への輸入の円滑化、⑥台湾向け小口商品取引市場を新設し、中小・零細企業が中国本土市場を開拓できるよう支援、⑦台湾で制作された番組を、中国本土で放送することを認め、中国本土のショートドラマ制作への参加を認可、⑧上海市および福建省在住者の台湾への個人旅行再開を推進、などが含まれる。
習近平・鄭麗文会談に関する美麗島電子報、震伝媒、TVBSの世論調査では、TVBSを除きネガティブな評価が大きく上回った。おそらくTVBSの回答者には国民党支持者が多いことが推定される25。ただし、美麗島電子報の世論調査では、鄭麗文の不信任が変わらず54.7%と高止まりする一方で、信任度が4月に7.6%上昇して31.5%に達した。これはおそらくメディアへの露出が増えたことによる影響であると考えられる。いずれにせよ、鄭麗文と習近平の会談は、台湾では事前予想よりも好意的に受け止められた。
この間、台湾内部では、国民党内部で、3800億元にするか、8000億元にするか(つまりnを4200億元にするか)の意見相違が激しくなっていった。習近平と会見したばかりの鄭麗文主席にしてみれば、習との関係を維持するために軍事特別予算を最低限に抑える必要がある。他方で、その路線に従えば、2026年11月の地方選挙や2028年1月の総統・立法委員選挙を控える候補・潜在的候補は、民進党に「親中売台」の議題を与えることとなる。そもそも国民党の体制派は親米派が大部分を占めているのである。
同予算通過に積極的であると見られ、票決期限をトランプ訪中の約1週間前に設定した韓国瑜立法院院長に対して、季麟連国民党副主席は「党を売ることで栄達を求めている」、「党籍を剥奪すべき」と非難するに至った。また鄭麗文の意を体しているとみられる党幹部は、「3800億元を超える予算を支持する者はCIAの走狗である」と発言した。
8000億元を支持する趙少康はこれに対し、背後に指示を出している人(CKヤンとみられる)の存在を暗示しながら「では3800億元を主張する者は中共の走狗なのか」と反論し、季麟連の処分を求めるに至った。党員の中で人気の高い韓国瑜を批判したのは、親中派が犯した最大のミスであった。
票決期限の5月8日が迫り、5月14日のトランプ・習近平会談が迫るなか、国民党内の親中派と親米派の分裂は激しさを増した。表1にまとめたとおり、国民党は国防特別予算の金額をめぐって分裂状態になり、鄭麗文は党内親米派に押し切られそうになった。そうなれば、彼女の党内での指導力は無力化される。
表1 国防特別予算の金額に対する各勢力の支持分布
| 国防特別予算の金額 | 支持表明 | 背景 |
|---|---|---|
| 1.25兆元 | 政府・与党、米国、侯友宜新北市長(国)、陳永康立法委員(国) | 陳永康は元海軍司令。侯友宜は「政府とほぼ同じ」と発言。 |
| 8000億元~1兆元 | 盧秀燕台中市長(国) | 盧は最有力の総統候補。 |
| 9000億元 | 凌濤桃園市市議会議員(国) | 凌濤は朱立倫前国民党主席の側近。 |
| 8000億元 | 趙少康前副総統候補(国)、徐巧芯立法委員(国) | 趙は「戦闘藍」指導者であり徐はそのメンバー。韓国瑜立法院院長(国)、国民党立法院党団も8000億元支持と見られる。 |
| 4000億元 | 民衆党 | 柯文哲前党主席は金額についてより柔軟。 |
| 3800億元+n | 鄭麗文国民党主席、国民党中央 | 習近平との会談をバックに金額を抑制。 |
(出所)台湾の各種報道を元に筆者が作成。
結局、票決期限当日、鄭麗文は黄国昌との党首会談の結果という体裁をとって7800億元という金額を提起し、両党の立法委員はその予算を通過させた。中国にしてみれば、鄭麗文に影響力を行使しても、予定の三分の二程度の予算が通ったことになる。鄭麗文は「+n」というカードを使って予算を増額し、8000億元から200億元を減額することで面子を保った。他方親米派は金額が8000億元に近づき、選挙対策としてはぎりぎりの金額であった。
ただし、アメリカからの武器購入部分は通過したが、ドローンの米台共同開発・委託生産を含めた台湾の軍需産業振興や、新兵器の市場からの購入などの費目は削除され、別予算への振り分けが検討されている。国民党内の親米派と親中派の綱引きは、こうして痛み分けとなった。こうして、台湾の国防特別予算がぎりぎりで通過した直後のタイミングの5月14~15日にトランプは訪中して習近平と会談した。会談前に、中国側がトランプから「台湾独立に反対する」というような発言を引き出したがっているという噂が流れた。
首脳会談で、台湾問題に関する発言をプレイアップしたのは中国側である。習近平が「(台湾問題の)処理を誤れば、両国はぶつかり合い、さらには衝突に至る可能性があり、中米関係全体をとても危険な境地へと押しやってしまう」と発言したことが、米中首脳会談の最中に速報された26。中国は、習近平が台湾問題について、トランプに対して「毅然とした態度を示した」ことを国内外に印象づけた。ただし、この会談は、共同コミュニケもなく、共同記者会見もなく、関税に関する交渉はなされず、友好ムードを演出するだけで、米中間の合意事項は極めて少ない会談であった27。
台湾で国防特別予算がすでに通過しているため、中国がトランプに対して台湾への武器売却を止めることは期待できない。ところが、トランプは会談後に、メディアのインタビューで、習近平から台湾を守るかどうかを聞かれて何も答えなかったこと、台湾への140億ドル相当の対台湾武器輸出についてまだ決めておらず、近く決定するつもりであることに言及した28。さらにトランプは、トランプは北京で、習近平と武器輸出についてたくさん話し合ったと言い、それを「とてもよい交渉カード」と表現した29。トランプが、対台湾武器輸出を、中国から何かを引き出すための交渉カードとして使おうとしていることは明白であった。台湾が国防特別予算を通過させたことは、トランプの「交渉カード」である台湾への武器輸出の価値を高める効果を生んだことになる。
他方、鄭麗文は、習近平との会談を実現し、地方選挙対策として国防特別予算を通過させ、それにもかかわらず中国には「台湾における最大の協力者」としての印象をつけることができたのであり、国防特別予算削減のプロセスにおける最大の受益者であると言える。問題は国民党が2026年11月の地方選挙で大負けしなければ、2028年の総統・立法委員選挙まで彼女が国民党の指導者であり、さらに総統候補になる可能性さえあることである。習近平は、「鄭麗文カード」を切ったことで、アメリカの対台湾武器輸出を一時的に遅らせることができるかもしれないが、次期総統選挙では、自らに不利になる選択をしてしまった可能性がある。
おわりに
本稿の分析を経て、以下の3点が明らかになった。
第1に、中国の対台政策の重点は、軍事から政治へと移っている。中国は武力行使の準備完了期限を先延ばしにし、当面は政治的手段(統一戦線工作および認知戦)で、民進党から国民党への政権交代を図り、統一へ近づける傾向を強めているものと考えられる。このことは中国が軍事手段を放棄したことを意味しない。あくまで軍事的な準備をする間、政治的手段をより重視するようになったということである。
第2に、立法院の「ねじれ」現象により、米中関係と台湾内政のリンケージがさらに強まっている。それは、かつて国防増強を進める民進党と野党との間の対立であったが、アメリカと台湾の政府・与党が推進する国防特別予算をめぐって、米中間の駆け引きと与野党の駆け引きに加え、国民党内親中派と親米派の駆け引きに焦点が移った。結局、大幅に減額したとはいえ、立法院はトランプ訪中前に国防特別予算を通過させた。
第3に、台湾の統一地方選挙の結果が2028年の総統・立法委員選挙の帰趨を占う鍵となる。鄭麗文の親中路線は、選挙の洗礼を受けていない。ところが、地方選挙は国防・外交・安全保障などのナショナル・アジェンダよりも、地方の事情や候補者などの要素が強く反映される。つまり、「大敗北」さえしなければ、国民党では鄭主席が留任し、極端な親中派主席の下で国民党は2028年の選挙を戦うこととなる。
中台関係の最前線は、2024年の選挙結果により台湾内部に移ったが、中国の勢力がさらに強まったことで、さらに国防特別予算をめぐって、最大野党である国民党内部に最前線が移った。その最前線においては、台湾の安全保障はもはや選挙で不利な扱いを受けないための名目に過ぎず、その本質は、選挙で政権を握ることを目指す勢力と、中国をバックに政権を握ることを目指す勢力との間の権力闘争になった。成熟期に入った台湾の民主主義は、政治の分極化を抱えながら、自らの安全をどこまで保障できるかを試されている。
(松田康博 東京大学教授)
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- 2026年3月に、竹中正治龍谷大学名誉教授の「トランプ政権の経済政策と米国経済―好調な株価と経済成長の一方で進行する米国経済のリスク」を発信。
- 2026年2月に、道下徳成政策研究大学院大学副学長の論稿「露朝軍事協力が地域安全保障に与える影響」を発信。
- 2026年2月に、山口信治防衛研究所主任研究官の論稿「露中関係と日本の安全保障-戦略的中ロ関係は今後いかに展開するか」を発信。
- 2026年2月に、兵頭慎治防衛研究所研究幹事の論稿「ロシアの国家安全保障戦略の展望-「多極世界」「反西側」「核大国」を中心に」を発信。
- 2026年2月に、河東哲夫元在ロシア大使館公使の論稿「「帝政ロシア」復活の可能性とアジア・日本にとっての意味」を発信。
- 2026年2月に、神谷万丈防衛大学校教授の論稿「日本の安全保障にとってのウクライナ戦争後のロシア」を発信。
- 2026年1月に、畔蒜泰助笹川平和財団シニアフェローの論稿「第二次トランプ米政権下の米ロ関係の行方と日本へのインプリケーション」を発信。
- 2026年1月に、廣瀬陽子慶応義塾大学教授の論稿「ウクライナ戦争の中で変わるハイブリッド戦争:ロシアの手法と世界に拡散する脅威」を発信。
- 2025年10月に、玉置敦彦中央大学校教授の論稿「パックスアメリカーナの終焉と中国」を発信。
- 2025年10月に、益尾知佐子九州大学校教授の論稿「中国「一石三鳥」の深海底資源開発」を発信。
- 2025年10月に、倉澤治雄科学ジャーナリストの論稿「科学技術の地政学~中国科学革命vsトランプ2.0~」を発信。
- 2025年10月に、飯田将史防衛研究所部長の論稿「ウクライナ戦争と中東紛争をめぐる中国の得失とロシアとの軍事協力」を発信。
- 2025年10月に、津上俊哉国際問題研究所客員研究員の論稿「中国経済の中長期的展望-米国や世界との関係との行方-」を発信。
- 2025年10月に、小原凡司笹川平和財団上席フェローの論稿「建国百年における中国軍事力」を発信。
- 2025年10月に、川島 真東京大学校教授の論稿「グローバルサウスから見た「パックス・チャイナ」」を発信。
- 2025年7月に、伊藤融防衛大学校教授の論稿「モディ3.0のインドと今後の展望」を発信。
- 2025年7月に、山田剛日本経済研究センター主任研究員の論稿「インド経済の中長期的展望-インド市場をどう評価する」を発信。
- 2025年7月に、長尾賢東京国際大学准教授の論稿「印中国境と軍事戦略」を発信。
- 2025年7月に、長尾賢東京国際大学准教授の論稿「インドパキスタン紛争の行方」を発信。
- 2025年7月に、清田智子長崎大学准教授の論稿「グローバルサウスのリーダーたるインド-その実態は?」を発信。
- 2025年7月に、伊豆山真理防衛研究所主任研究官の論稿「インドの対米・対ロシア外交」を発信。
- 2025年7月に、溜和敏中京大学教授の論稿「インドの戦略から考える日印安全保障協力」を発信。
- 2025年7月に、平松賢司元インド大使の論稿「日印の戦略的関係強化に何が必要か」を発信。
- 2025年4月に、安井明彦みずほリサーチ&テクノロジーズ調査部長の論稿「米国経済の展望-黄金時代は始まるのか-」を発信する。
- 2025年4月に、田中修拓殖大学大学院経済学研究科客員教授の論稿「内憂外患の中国経済」を発信する。
- 2025年4月に、竹田 幸平ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員の論稿「経済安全保障における民間セクターの役割:日米および官民関係を巡る考察」を発信する。
- 2025年4月に、村山裕三同志社大学名誉教授の論稿「防衛産業の競争力強化案:「ファミリー型」から「戦略的系列型」への移行」を発信する。
- 2025年4月に、関山健京都大学教授の論稿「食料安全保障、エネルギー安全保障から経済安全保障を考える」を発信する。
- 2025年3月に、小峰隆夫大正大学客員教授の論稿「日本経済の展望」を発信する。
- 2025年3月に、小黒一正法政大学教授の論稿「社会保障改革や税制改革を考える―財政再建はどうなるか」を発信する。
- 2025年3月に、高見澤将林東京大学客員教授の論稿「経済安保政策の進展と「安全保障化」が加速する中での政策連携強化の在り方」を発信する。
- 2025年3月に、鈴木一人東京大学教授の論稿「経済安全保障から地経学へ」を発信する。
- 2025年1月に、山岸敬和南山大学教授の論稿「トランプ政権二期目におけるヘルスケア政策―ケネディ指名に見る政策の行方―」を発信する。
- 2025年1月に、辰巳由紀スティムソンセンター シニアフェローの論稿「第二次トランプ政権の外交・安全保障政策」を発信する。
- 2025年1月に、冨田浩司前駐米大使の論稿「第二次トランプ政権と日米関係―元実務家の視点から」を発信する。
- 2025年1月に、村田晃嗣同志社大学教授の論稿「帰って来た「恐怖の男」―トランプ再登板の意味」を発信する。
- 2024年12月に、飯田健同志社大学教授の論稿「2024年大統領選挙におけるトランプ投票の分析」を発信する。
- 2024年12月に、渡部恒雄笹川平和財団シニアフェローより「トランプの勝因-トランプは何故再び大統領を目指したのか」を発信する。
- 2024年12月に、渡辺将人慶應義塾大学准教授より「カマラ・ハリスとその敗因:民主党は立ち直れるか」を発信する。
- 2024年12月に、西山隆行成蹊大学教授より「選挙を通じてみた米国の民主主義と社会」を発信する。
- 2024年10月に、東野篤子筑波大学教授の論稿「ウクライナへの国際支援(軍事・非軍事)」を発信する。
- 2024年10月に、三好範英元読売新聞の論稿「ドイツの対ウクライナ軍事支援―「抑制文化」は克服されたのか」を発信する。
- 2024年10月に、岡田美保防衛大学校教授の論稿「ロシアの戦争コスト-「戦時」下の軍事支出と資源配分-」を発信する。
- 2024年10月に、小泉 悠 東京大学先端科学技術研究センター准教授の論稿「ロシアの継戦能力―兵力、備蓄、防衛生産基盤から考える」を発信する。
- 2024年10月に、小野塚 信 日本貿易振興機構調査部 欧州課リサーチ ・マ ネ ージ ャ ーの論稿「制裁とロシア経済」を発信する。
- 2024年10月に、合六 強 二松学舎大学国際政治経済学部准教授の論稿「長期化するロシアによる軍事侵攻とウクライナの世論―交渉・領土・主権への認識を中心に―」を発信する。
- 2024年9月に、千々和泰明防衛研究所主任研究官の論稿「戦争終結理論から見たロシア・ウクライナ戦争」を発信する。
- 2024年9月に、花田智之防衛研究所主任研究官の論稿「冬戦争における戦争終結—ウクライナ戦争の「妥協的和平」とは何か」を発信する。
- 2024年9月に、湯浅剛上智大学教授の論稿「ソ連アフガニスタン戦争の終結」を発信する。
- 2024年7月に、崔恩美峨山政策研究院研究員の論稿「尹錫悦政府と日韓関係、そして歴史問題」を発信する。
- 2024年7月に、奥薗秀樹静岡県立大学教授の論稿「第22代国会議員選挙と韓国政治―政権審判と日韓関係の展望―」を発信する。
- 2024年7月に、奥田聡亜細亜大学アジア研究所教授の論稿「韓国の経済安全保障と新たな日韓経済協力」を発信する。
- 2024年7月に、崔泰源 Chey Tae-won, Chairman and CEO SK Inc.の論稿「日韓経済協力、選択ではなく必須」を発信する。
- 2024年7月に、西野純也慶應義塾大学教授の論稿「尹錫悦政権2年間の外交を検証する」を発信する。
- 2024年7月に、道下徳成政策研究大学院大学理事・副学長・教授の論稿「新たな競争局面に入る南北関係」を発信する。
- 2024年7月に、阪田恭代神田外語大学教授の論稿「キャンプ・デービッド時代の日米韓安全保障協力」
- 2024年4月に、シナン・レヴェントアンカラ大学教授の論稿「中東問題と日本」を発信。
- 2024年4月に、神谷万丈防衛大学校教授の論稿「イスラエル・ハマス戦争とルールを基盤とする国際秩序の動揺―国際政治理論から考える―」を発信。
- 2024年3月に、小林周日本エネルギー経済研究所 中東研究センター主任研究員の論稿「中東地域大国をめぐる政治ダイナミクス-10月7日で変わったもの、変わらないもの-」を発信。
- 2024年3月に、畔蒜泰助笹川平和財団シニアリサーチフェローの論稿「ウクライナ戦争とロシアの対中東外交の変容」を発信。
- 2024年3月に、田中浩一郎慶應義塾大学教授の講話記録「超大国の中東への関与とその意図」を発信。
- 2024年3月に、鈴木啓之東京大学中東地域研究センター・特任准教授の論稿「イスラエル・ハマス戦争はなぜ起きたか」を発信。
- 2024年3月に、江﨑智絵防衛大学校准教授の論稿「中東和平の展開と今後」を発信。
- 2024年3月に、錦田愛子慶應義塾大学法学部教授の論稿「パレスチナ問題の根源と展望-イスラエル政治の変容と沸点としての「10.7」-」を発信。
- 2024年1月に、本名純立命館大学教授の発言記録「大国化を志向するインドネシアはどこに向かうのか:グローバルサウス外交の国内政治インパクト」を発信。
- 2024年1月に、浦部浩之獨協大学教授の論稿「ブラジル外交とグローバルサウス」を発信。
- 2024年1月に、白戸圭一立命館大学教授の論稿「人口爆発のアフリカ:"最後のフロンティア"は世界をどう変えるか」を発信。
- 2024年1月に、長尾賢ハドソン研究所研究員の論稿「モディ首相のグローバルサウス重視はインドの軍事戦略にいかなる影響を与えるか」を発信。
- 2023年12月に、神保謙慶應義塾大学教授の発言記録「グローバルサウスの概念とその歴史的発展・展望」を発信。
- 2023年12月に、伊藤融防衛大学校教授の論考「インドの『グローバルサウス』外交と日本の向き合い方」を発信。
- 2023年12月に、川島真東京大学教授の論考「中国から見た『グローバルサウス(全球南方)』」を発信。
- 2023年10月に、前嶋和弘上智大学教授の論考「米国の政治・社会の分断と民主主義の課題」を発信。
- 2023年10月に、渡部恒雄笹川平和財団上席研究員の論考「米国の外交ドクトリンは変化したのか? 」を発信。
- 2023年10月に、村田晃嗣同志社大学教授の論考「「覇権国」アメリカの軌跡と課題」を発信。
- 2023年9月に、佐橋亮東京大学准教授の論考「米中関係において深まる安全保障ジレンマ」を発信。
- 2023年9月に、津上俊哉国際問題研究所客員研究員の論考「中国の対米戦略」を発信。
- 2023年9月に、吉崎達彦双日総合研究所チーフエコノミストの論考「米国経済の中長期展望~中国との競争に勝つことができるのか~」を発信。
- 2023年7月に、道下徳成政策研究大学院大学教授の論考「北朝鮮および中国の核使用シナリオ―安全保障コミュニティにおける議論のたたき台として―」を発信。
- 2023年7月に、兼原信克同志社大学特別客員教授の論考「日本の核戦略」を発信。
- 2023年7月に、高見澤将林東京大学客員教授の論考「G7広島サミットと「核兵器のない世界」に向けての取組」を発信。
- 2023年7月に、安全保障外交政策研究会による「座談会―本音で語ろう核問題」を発信。
- 2023年6月に、村野将ハドソン研究所研究員の論考「核抑止の仕組みとその機能-米国における核戦略論の史的展開」を発信。
- 2023年6月に、秋山信将一橋大学教授の論考「大国間競争時代の軍備管理における諸課題」を発信。
- 2023年6月に、飯田将史防衛研究所地域研究中国研究室室長の論考「核大国化を目指す中国の狙い」を発信。
- 2023年6月に、阿久津博康平成国際大学教授の論考「日本への核攻撃の可能性を考える-「核の三正面」時代のシミュレーションの観点より」を発信。
- 2023年4月に、保坂三四郎の論考「バルト地域の安全保障:変貌を遂げつつある「NATOのアキレス腱」」を発信。
- 2023年4月に、鶴岡路人慶応義塾大学准教授の論考「欧州安全保障体制の変容―NATOによる抑止の可視化と「ロシア問題」」を発信。
- 2023年4月に、岩間陽子政策研究大学院大学教授の論考「拡大NATOにおける核戦略」を発信。
- 2023年3月に、中村登志哉名古屋大学教授の論考「シビリアンパワー・モデルの修正か終焉かーウクライナ戦争に苦悩するドイツ」を発信。
- 2023年3月に、遠藤乾東京大学教授の論考「フランスとウクライナ戦争―マクロン流安全保障政策の論理―」を発信。
- 2023年3月に、細谷雄一慶応義塾大学教授の論考「ロシア=ウクライナ戦争とイギリスの対応、2014-2023年」を発信。
- 2023年3月に、村田晃嗣の論考「アメリカはどこに向かうのか――同盟諸国への示唆と課題」を発信。
-
(提言)「国を守る-"新冷戦時代"の日本防衛論」(安全保障外交政策研究会)を2022年12月に発信。
- 表紙
- 日本を取りまく戦略環境の変化と防衛力整備:神保謙慶應義塾大学教授
- 日本有事」はどのように起こるか―「台湾有事」の検討を中心に―:小野田治元空将
- 日米同盟再考-同盟関係は頼りになるかー:植木(川勝)千可子早稲田大学教授
- 防衛外交の新たな局面と日本の国家戦略に不可欠な防衛生産・技術基盤:渡部恒雄、西田一平太 笹川平和財団上席研究員、主任研究員
- ウクライナ戦争後のインテリジェンスの未来:長島純元空将
- 核の脅威への対応ー核をめぐる日米の安全保障とその課題ー:村野将ハドソン研究所ジャパンチェアーフェロー
- 待ったなしの防衛力整備ー自衛隊は国を守れるかー:折木良一元陸将・前統合幕僚長
- 新たな「国家安全保障戦略」等の策定を控えて―期待と不安と問題提起―:徳地秀士平和安全保障研究所理事長
- 2022年10月に、諏訪一幸静岡県立大学教授の論稿「習近平長期政権下の日中関係― 現状、展望、そして期待 ―」を発信
- 2022年10月に、川島真東大教授の論稿「グローバルサウスに働きかける中国−中国の描く世界と米中「対立」像−」を発信
- 2022年10月に、小原凡司笹川平和財団上席研究員の原稿「習近平中国の軍事戦略」を発信
- 2022年9月に、小嶋華津子慶応義塾大学教授の論稿「中国共産党の社会統治――実態と展望」を発信
- 2022年9月に、益尾知佐子九州大学教授の論稿「習近平政権における内政と外交の関係性―大規模軍事演習への決断はなぜ下されたか―」を発信
- 2022年9月に、関山健京都大学准教授の論稿「習近平の中国:気候変動対策の展望」を発信
- 2022年8月に、鈴木隆の論稿「習近平体制の現状と第3期政権の展望」を発信
- 2022年8月に、津上俊哉の論稿「三期目に入る習近平政権を待ち受ける経済課題」を発信
- 2022年7月に、黒﨑将広の論稿「ウクライナ侵攻と国際法秩序の行方---「平和のための結集」は国際社会全体の共通利益の法制度化を促すか」を発信
- 2022年7月に、道下徳成の論稿「ウクライナ戦争と東アジアの安全保障」を発信
- 2022年7月に、松田康博の論稿「ウクライナ戦争は米中新冷戦をどう変えるか?―習近平の選択が台湾海峡情勢に与える影響」を発信
- 2022年7月に、吉崎達彦の論稿「ウクライナ戦争が世界経済に与える影響」を発信
- 2022年6月に、細谷雄一の論稿「なぜヨーロッパで戦争が起こったのか」を発信
- 2022年6月に、渡部恒雄の論稿「ロシア・ウクライナ戦争で「黒子に徹する米国」」を発信
- 2022年6月に、鶴岡路人の論稿「ロシア・ウクライナ戦争とNATO」を発信
- 2022年6月に、神谷万丈の論稿「国際政治理論からみたウクライナ戦争」を発信
- 2022年3月に、大澤淳主任研究員の論稿「経済安全保障とサイバーセキュリティ」を発信
- 2022年3月に、神谷万丈防衛大学校教授の論稿「経済安全保障をめぐる諸論点」を発信
- 2022年3月に、高見澤將林東京大学客員教授の論稿「国家安全保障戦略及び防衛大綱等の見直しと経済安全保障」を発信
- 2022年3月に、村山裕三同志社大学教授の論稿「米中対立と経済安全保障」を発信
- 2022年3月に、兼原信克同志社大学教授の論稿「科学技術政策・産業技術政策と安全保障政策」を発信
- 2022年3月に、鈴木一人東京大学教授の論稿「自由貿易体制における経済安全保障」を発信
- 2022年1月に、西野純也慶応義塾大学教授の論稿「韓国大統領選挙と次期政権の外交安保政策」を発信
- 2022年1月に、德地秀士GRIPSシニアフェローの論稿「北朝鮮の核・ミサイル開発と日本の防衛について」を発信
- 2022年1月に、小此木政夫慶応義塾大学名誉教授の論稿「日韓関係はどうなるか─危機に瀕する日韓条約体制」を発信
- 2021年12月に、三村光弘ERINA主任研究員の論稿「北朝鮮の経済社会情勢と対南関係」を発信
- 2021年12月に、川島真東京大学教授の論稿「中国の朝鮮半島政策と北朝鮮」を発信
- 2021年12月に、平岩俊司南山大学教授の論稿「中国の朝鮮半島政策と北朝鮮」を発信
- 2021年12月に、田中均(株)日本総合研究所国際戦略研究所理事長の論稿「日朝関係をどうしていくのか」を発信
- 2021年11月に、道下徳成政策研究大学院大学副学長の論稿「北朝鮮の核・ミサイル能力向上の方向性と戦略上のインプリケーション」を発信
- 2021年11月に、渡部恒雄笹川平和財団上席研究員の論稿「バイデン政権の北朝鮮政策の現状―低い優先順位と近づく危機」を発信
- 2021年11月に、阪田恭代神田外語大学教授の論稿「米韓同盟の変容と課題〜バイデン政権時代に求められていること〜」を発信
- 2021年9月に、神保謙慶応義塾大学教授の論稿「地域安全保障アーキテクチャの展開」を発信
- 2021年9月に、高見澤将林東京大学公共政策大学院客員教授の論稿「大国間競争の下での安全保障協力の戦略的展開とFOIP」を発信
- 2021年8月に、川島真東京大学教の論稿「中央アジアの国々の安全保障観―中国の視点から−」を発信
- 2021年8月に、長尾賢ハドソン研究所客員研究員の論稿「インド洋地域の安全保障ーガルワン事件とQUADへの影響ー」を発信
- 2021年8月に、渡部恒雄笹川平和財団上席研究員の論稿「イースタニゼーションとアジア安全保障」を発信
- 2021年7月に、溜 和敏 中京大学総合政策学部准教授の論稿「現代インドの対外戦略における「自律」・「自立」の思想」を発信
- 2021年7月に、木場紗綾 公立小松大学国際文化交流学部准教授の論稿「タイの安全保障政策と脅威認識」を発信
- 2021年7月に、中西嘉宏 京都大学東南アジア地域研究所准教授の論稿「ミャンマーの安全保障観と2・1クーデター」を発信
- 2021年7月に、佐竹知彦 防衛研究所主任研究官の論稿「豪州の安全保障観と「アジアの脅威」」を発信
- 2021年6月に、菊池努青山学院大学教授の論稿「インド太平洋のリージョナル・アーキテクチャーの今後を考える」を発信
- 2021年6月に、德地秀士政策研究大学院大学シニアフェローの論稿「アジアの安全保障におけるクアッド・プラスの意義と展望」を発信。
- 2021年6月に、相澤伸広九州大学比較社会文化研究院准教授の論稿「インドネシアの安全保障観」を発信。
- 2021年6月に、松田康博東京大学教授の論稿「常態化する中台関係の緊張―台湾社会の構造変化と習近平政権の戦略転換―」を発信。
- 2021年6月に、香田洋二元自衛艦隊司令官(元海将)の論稿「地域安全保障問題 南シナ海-中国の戦略と各国の対応、米国を中心として-」を発信。
- 2021年6月に、坂元茂樹神戸大学名誉教授の論稿「国際法秩序からみた南シナ海問題」を発信。
- 2021年5月に、相澤伸広九州大学比較社会文化研究院准教授の論稿「インドネシアの安全保障観」を発信。
- 2021年5月に、高木佑輔政策研究大学院大学准教授の論稿「フィリピンの外交・安全保障観」を発信。
- 2021年5月に、庄司智孝防衛研究所地域研究部アジア・アフリカ研究室長の論稿「ベトナムの安全保障―課題と対応」を発信。
- 2021年3月に、神谷万丈防衛大学校教授の論稿「バイデン政権は米国を世界のリーダーに戻せるか」を発信。
- 2021年3月に、徳地秀士政策研究大学院大学シニアフェローの論稿「バイデン新政権の発足と日本の安全保障戦略」を発信。
- 2021年2月に、渡部恒雄笹川平和財団上席研究員の論稿「バイデン政権の陣容から見る外交安保政策の方向性」を発信。
- 2021年2月に、浅野貴昭住友商事グローバルリサーチ(株)シニアアナリストの論稿「バイデン政権の通商政策」を発信。
- 2021年2月に、畔蒜泰助笹川平和財団主任研究員の論稿「米バイデン政権の対ロシア政策」を発信。
- 2021年1月に、佐橋亮東京大学准教授の講義記録「アメリカの対中政策は変わるのか?」を発信。
- 2021年1月に、小原凡司笹川平和財団上席研究員の論稿「中国はバイデン政権をどう見るか」を発信。
- 2021年1月に、久保文明東京大学教授の講義記録「米大統領選挙の評価 / 米国の民主主義を問う」を発信。
- 2021年1月に、前嶋和弘上智大学教授の講義記録「トランプの7000万超得票の怪 /トランプの暴挙が通る怪」を発信。
- 2020年9月に、神谷万丈防衛大学校教授の論稿「新型コロナウイルスパンデミックと国際関係」を発信。
- 2020年9月に、川島真東京大学教授の論稿「習近平政権にとっての政策アジェンダ」を発信。
- 2020年9月に、村田晃嗣同志社大学法学部教授の論稿「米国の感染症対策と国際関係」を発信。
- 2020年9月に、細谷雄一慶應義塾大学法学部教授の論稿「欧州のコロナ対応と国際関係」を発信。
- 2020年7月に、伊藤元重学習院大学教授の論稿、「マクロ経済的な視点から見たコロナ危機」を発信。
- 2020年7月に、三原岳ニッセイ基礎研究所主任研究員の論稿、「パンデミックと日本の感染症対策ー保健所を中心とした歴史を考察するー」を発信。
- 2020年7月に、小黒一正法政大学教授の論稿、「我が国の感染症危機管理体制ーCOVID-19の出口戦略も視野にー」を発信。
- 2020年7月に、関山健京都大学准教授の論稿、「感染症の安全保障-海外事例からの示唆」を発信。
- 2020年6月に、池内恵 (東京大学先端科学技術研究センター教授)の論稿「中東の国際秩序の変容:国家性の偏差と新秩序の三つの方向性」を掲載。
- 2020年6月に、小林 周 (日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究員)の論稿「中東情勢と日本のエネルギー安全保障」 を掲載。
- 2020年5月に、緊急提言「新型コロナ・V字回復プロジェクト 「全国民に検査」を次なるフェーズの一丁目一番地に」を発信。
- 2020年5月に、杉田弘毅(共同通信特別編集委員)の論稿「アメリカの対イラン外交―経済制裁を軸に考える」を掲載。
- 2020年5月に、畔蒜泰助(笹川平和シニア・リサーチ・フェロー)の論稿「中東におけるロシア・ファクター」を掲載。
- 2020年5月に、西田一平太(笹川平和財団主任研究員)の論稿「自衛隊の中東派遣の歴史と意義」を掲載。
- 2020年3月に、鈴木一人(北海道大学教授)の論稿「宇宙と安全保障」を発信。
- 2020年3月に、福島康仁(防衛研究所主任研究官)の論稿「米国の安全保障宇宙政策―2つの宇宙軍創設を中心に」を発信。
- 2020年3月に、小原凡司(笹川平和財団上席研究員)の論稿「中国の宇宙およびサイバー空間における活動」を発信。
- 2020年3月に、関山 健 (京都大学大学院総合生存学館准教授)の論稿「環境安全保障と日本」を発信。
- 2020年3月に、德地秀士(政策研究大学院大学シニア・フェロー)の論稿「地球環境の変化と安全保障-米国の戦略について」を発信。
- 2020年2月に、土屋大洋(慶応義塾大学教授)著の「サイバースペースにおける安全保障」を発信。
- 2020年2月に、廣瀬行成(前防衛省防衛研究所長)著の「日本の宇宙・サイバー政策」を発信。
- 2019年12月に、高原明生(東京大学教授)が講義した「米中対立―覇権の行方」を発信。
- 2019年12月に、田中修(日本貿易振興機構アジア経済研究所 上席主任調査研究員)が講義した「中国経済の課題」を発信。
- 2019年12月に、渡部恒雄(笹川平和財団上席研究員)が講義した「米国の対中戦略観―同盟国はどう考えるべきか?」を発信。
- 2019年11月に、川島真(東京大学教授)が講義した「習近平政権の国際秩序観–国際政治は国際連合重視、国際経済は自由主義擁護−」を発信。
- 2019年11月に、德地秀士(政策研究大学院大学シニアフェロー)が講義した「中国の安全保障戦略の行方について」を発信。
- 2019年11月に、小原凡司(笹川平和財団上席研究員)が講義した「中国の自信と不安」を発信。
- 2019年8月に、秋山昌廣が執筆した「朝鮮半島問題を考える ―悪化した日韓関係と展望できない北朝鮮非核化問題―」を発信
- 2019年7月に、西野純也(慶應義塾大学教授)が講義した「北朝鮮非核化の展望―北朝鮮の立場を中心に―」を発信。
- 2019年7月に、道下徳成(政策研究大学院大学副学長)が講義した「北朝鮮非核化の展望―北朝鮮の非核化に関する米国の動向―」を発信。
- 2019年7月に、第18回安全保障外交政策研究会(令和元年5月8日)でおこなった「北朝鮮非核化問題」についての討議を発信。
- 2019年5月に、小此木政夫(慶應義塾大学名誉教授)が講義した「日韓歴史摩擦の現状と展望──司法問題にどう対応すべきか」を発信。
- 2019年5月に、西野純也(慶應義塾大学教授)が討論した「日韓歴史摩擦について」を発信。
- 2019年5月に、「日韓関係問題について」、集中研究会の質疑を発信。
- 2019年3月に、小林公司(みずほ総合研究所アジア調査部上席主任研究員)が執筆した「インドの経済および経済政策の現状と展望」を発信。
- 2019年3月に、伊藤 融(防衛大学校准教授)が執筆した「インド外交のなかの『モディ外交』―伝統的外交からの脱皮か、継続か?」を発信。
- 2019年2月に、竹中千春(立教大学教授)が執筆した「インドの政治―2019年総選挙へのダイナミクス」を発信。
- 2019年2月に、神谷万丈(防衛大学校教授)が執筆した「「競争戦略」のための「協力戦略」―日本の「自由で開かれたインド太平洋」戦略(構想)の複合的構造―」を発信。
- 2019年1月に、渡部恒雄(笹川平和財団上席研究員)が執筆した「米中間選挙から2019年のトランプ政権の外交政策を占う」を発信。
- 2019年1月に、田村暁彦(政策研究大学院大学教授)が執筆した「国際通商秩序の現状と今後」を発信。
- 2018年12月に、佐橋亮(神奈川大学教授)が執筆した「米中競争と日本」を発信。
- 2018年12月に、関山健(東洋大学准教授)が執筆した「米中貿易戦争の展望―なぜ経済相互依存の米中が対立するのか―」を発信。
- 30年9月、安全保障外交政策研究会として、北朝鮮問題に関する提言、「北朝鮮の非核化と朝鮮半島の平和回復―正しい認識と日本外交への8つの提言―」を行う。
- 30年9月、松田康博が執筆した、「第2期習近平政権の対台湾政策―「新時代」の中台関係展望 ―」を発信。
- 7月 北朝鮮問題集中研究その2―第11回安全保障・外交政策研究会(6/18/2018)―
- 同月 北朝鮮問題をめぐるEU諸国とロシア―外交を通じた影響力拡大の試みとその限界―(細谷雄一執筆)を発信。
- 同月 米朝首脳会談の評価と今後の展望(西野純也執筆)を発信
- 同月 朝鮮半島問題と今後の日本の安全保障(德地秀士執筆)を発信
- 同月 第2回北朝鮮問題集中研究会(平成30年6月18日)討議の議事録を発信
- 30年7月、「北朝鮮問題集中研究その1」を発信。ここでは、米朝協議に至るトランプ政権の意思決定体制の変化を渡部恒雄が、胡錦涛から習近平政権に至る中朝関係の展開を川島真が、さらに、北朝鮮の非核化とロシアの関係について下斗米伸夫が発表し、これらについて集中討議を行った。
- 30年3月 秋山昌廣の講義記録「アジア太平洋地域の安全保障アーキテクチャー —ネットワーク覇権を構想—」を発信。
- 30年1月 田中浩一郎の講義レポート「不安定化する中東―外交・安全保障政策上の留意点」を発信。
- 29年12月 エズラ・F・ボーゲルの講演記録「日中関係の問題点、1992年から2042年まで」を発信。
- 29年10月 川口順子の講演記録「これからの日本外交を考える」を発信。
- 29年10月、広瀬崇子執筆の「インド外交における最近の動きと日本」を発信。
- 29年8月、細谷雄一執筆の「欧州政治情勢の展望と日本外交への示唆」を発信。
- 29年8月、関山健執筆の「経済相互依存と政治関係―日本と中国‐国交正常化45年の変化と今後―」を発信。
- 29年7月、松田康博執筆の「トランプ政権の中台関係に与える影響」を発信。
- 29年6月、川島真執筆の「大国米中関係の展望と日本外交への示唆」を発信。
- 29年5月、安全保障外交政策研究会として、緊急提言「不都合な真実に直面してー 朝鮮半島の平和と非核化のための政策―」を行う。主査小此木政夫。
- 29年3月、伊藤元重執筆の「トランプ政権の経済的影響について」を発信。 第3回SSDP研究会(2017/1/23) 議事概要「演題:アベノミクスとトランプ政権」を付録として掲載。
- 29年1月、渡部恒雄執筆の「トランプの外交安保政策の方向性―大統領の特異な性格と現実的な閣僚選択との相互作用の行方―」を発信。
- 28年12月、小此木政夫執筆の「北朝鮮政策の再検討─分断国家の核武装にいかに対処すべきか─」を発信。
- 2026年4月 AI協力のための日韓対話
- 2023年7月に開催された日台ラウンドテーブルを掲載
- 2023年2月に開催された日韓政治リーダー対話「これからの日韓協力を考える第一回国際情勢と日韓協力」を掲載
- 2022年3月、同年1月17日に開催されたエズラ・ヴォーゲル追悼セミナーを掲載
- 2021年3月、3月11日に開催された日韓議員対話ー米中競争時代の日韓協力ーを掲載。
- 2020年12月、11月21日に開催された日韓未来対話の報告書「ポストコロナ時代の日韓協力」を掲載。
- 2020年10月、7月29と30日に開催された日韓共同研究会の報告書、「新型コロナへの対応とポストコロナの課題」を掲載。
- 2020年10月、尾形誠執筆の「新型コロナをめぐる中台の攻防と台湾の安全保障」を掲載。
- 2020年5月に、サイード・ゴネイム(エジプト軍退役少将)世界安全保障・国防問題研究所会長の執筆原稿の和訳、戦略論「新しい安全保障ダイナミクスに入る中東の戦略的競争」を掲載。
- 2020年3月、小此木政夫慶応義塾大学名誉教授の講話の記録を掲載。講話「袋小路に入った日韓関係―出口はあるか」
- 2019年12月、尾形誠(前日本台湾交流協会台北事務所主任)が執筆した「香港騒乱と両岸関係の将来」を日台戦略対話報告として掲載。
- 31年8月:「日韓共同セミナー FUTURE CONSENSUS DIALOGUE」の会議報告を発信。
- 31年6月:日印安全保障対話2019レポート(作成責任者 安全保障外交政策研究会事務局)を発信。
- 30年11月、伊藤元重の講義記録、「日本経済の現状と政策課題について」を発信。
- 30年11月、小黒一正の講義記録、「膨張する社会保障費と財政改革」を発信。
- 30年9月、尾形誠による、「台湾アイデンティティーと両岸関係 / トランプの台湾政策と米中関係―第2回日台戦略対話(於台北2018/6/21)に参加して―」を発信。
- 30年7月 3月10日に東京で開催された第2回日比戦略対話において、先方より発表のあったものを記録としてまとめた「ドゥテルテ大統領・フィリピンの今―政治、経済、外交安全保障、治安」を発信。
- 30年5月 西田一平太の原稿、「自衛隊の「日報問題」とシビリアン・コントロール」を発信。
- 30年1月 尾形誠のレポート「『福島、元気?』プロジェクト-台湾の若者グループが映像を通じて真の福島を伝える-」を発信。
- 29年12月 庄司貴由の論稿「四半世紀を迎えたPKO派遣―ポスト・南スーダンの課題と可能性」を発信。
- 29年10月 小原凡司執筆の論稿「中国共産党第19回全国代表大会後の政治及び軍事状況」を発信。
- 29年10月、長尾賢執筆のコラム原稿「印中対立でみせた日本の大きな存在感」を発信。
- 29年6月、尾形誠執筆の「台湾情勢―新しい世代「天然独」が台湾政治を左右する―」を発信。
- 29年6月、浅野貴昭執筆の「トランプ大統領の君子豹変と日米経済対話」を発信。
- 29年3月、德地秀士執筆の「日本フィリピン戦略対話」を発信。
- 29年1月、長尾賢執筆のコラム原稿「安倍首相のアジア太平洋歴訪が映し出す日本の役割」を発信。
- 28年12月、西田一平太執筆のコラム原稿「自衛隊の新任務:問われる積極的平和主義の真価」を発信。
- 2026年7月に、「Security Studies 安全保障研究8-2巻」(日中関係はどうなるか)2026年7月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2026年4月に、「Security Studies 安全保障研究8-1巻」(トランプ2.0を検証する)2026年4月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2026年1月に、「Security Studies 安全保障研究7-4巻」(ウクライナ戦争後のロシアを考える)2026年1月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2025年10月に、「Security Studies 安全保障研究7-3巻」(パックス・チャイナは到来するか)2025年10月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2025年7月に、「Security Studies 安全保障研究7-2巻」(日本の安全保障の視点からインドを考える)2025年7月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2025年4月に、「Security Studies 安全保障研究7-1巻」(経済の展望と経済安全保障)2025年4月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2025年1月に、「Security Studies 安全保障研究6-4巻」(第二次トランプ政権下の米国はどこに向かうのか-米国大統領選挙を分析する)2025年1月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2024年10月に、「Security Studies 安全保障研究6-3巻」(ウクライナ戦争の終結をもたらすのは何か?)2024年10月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2024年7月に、「Security Studies 安全保障研究6-2巻」(尹錫悦政権で韓国はどう変わったのか)2024年7月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2024年4月に、「Security Studies 安全保障研究6-1巻」(混迷する中東情勢)2024年4月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2023年12月に、「Security Studies 安全保障研究5-4巻」(グローバルサウスとは何か)2023年12月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2023年9月に、「Security Studies 安全保障研究5-3巻」(「覇権国」米国はどこへ行く)2023年9月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2023年6月に、「Security Studies 安全保障研究5-2巻」(日本が直面する核有事シナリオと核抑止及び軍備管理軍縮の将来)2023年6月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2023年3月に、「Security Studies 安全保障研究5-1巻」(欧州の安全保障はどうなるか)2023年3月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2023年1月に、「Security Studies 安全保障研究4-4巻」(国を守るー「新冷戦」下の防衛論)2022年12月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2022年10月に、「Security Studies 安全保障研究4-3巻」(習近平の中国ー政治経済社会外交)2022年9月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2022年7月に、「Security Studies 安全保障研究4-2巻」(ウクライナ戦争の真相と世界への影響)2022年6月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2022年4月に、「Security Studies 安全保障研究4-1巻」(経済安全保障とは何か)2022年3月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 21年12月に、「Security Studies 安全保障研究3-4巻」(朝鮮半島情勢を考える)2021年12月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 21年9月に、「Security Studies 安全保障研究3-3巻」(アジアの安全保障Ⅱ)2021年9月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 21年6月に、「Security Studies 安全保障研究3-2巻」(アジアの安全保障Ⅰ)2021年6月号(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2021年3月に、「Security Studies 安全保障研究第3巻第1号(バイデン外交を読む/米国大統領選挙と民主主義)」2021年3月号 (鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会) の発刊について発信。
- 2020年12月に、「Security Studies 安全保障研究第2巻第4号(対話により日韓関係を正常化へ)」2020年12月号 (鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会) の発刊について発信。
- 2020年10月に、「Security Studies 安全保障研究第2巻第3号(新型コロナパンデミックと安全保障)」2020年9月号 (鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会) の発刊について発信。
- 2020年8月に、「Security Studies 安全保障研究第2巻第2号(中東情勢と日本の安全保障)」2020年6月号 (鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会) の発刊について発信。
- 2020年5月に、「Security Studies 安全保障研究第2巻第1号(サイバー・宇宙・環境と安全保障)」2020年3月号 (鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会) の発刊について発信。
- 2020年2月に、「Security Studies 安全保障研究第1巻第4号(中国はどこへ行く)」(鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会)の発刊について発信。
- 2019年11月、「Security Studies 安全保障研究第1巻第3、4号」の発刊。 鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会
- 2019年8月、「日韓共同セミナー FUTURE CONSENSUS DIALOGUE の開催」を発信。
- 2019年4月、「Security Studies 安全保障研究第1巻第2号」の発刊 鹿島平和研究所 / 安全保障外交政策研究会
- 2019年3月、「研究ジャーナル誌『Security Studies 安全保障』の発刊」
- 2019年2月、「北朝鮮の非核化と竹島問題」
- 2018年12月、「元防衛事務次官秋山昌廣回顧録―冷戦後の安全保障と防衛交流―」(広告)
- 30年11月、「2018 Future Consensus Forum in Beijing に参加して」を発信。
- 30年9月、「2018年インド太平洋安全保障対話「自由で開かれたインド太平洋地域の推進」に参加して」を発信。
- 30年7月 「東アジア経済情報」月報の掲載文を紹介
- 30年5月 再び北朝鮮問題
- 30年1月、 北朝鮮問題で軍事オプションは排除せよ、日本は防衛体制を完璧にし、対話のイニシャチブを取れ
- 29年12月、「蝶々プログラム」に関与 - 韓国の與時齋フューチャーコンセンサスフォーラムに参加 -
- 29年10月、北朝鮮問題キャンペーン
- 29年8月、新しい「封じ込め」への戦略―北朝鮮をめぐる「不都合な真実」を超えて
- 29年6月、朝鮮半島について
- 29年3月、ドゥテルテ大統領はどんな人
- 29年1月、(続)カザフスタンという国
- 28年12月、カザフスタンで開催された第2回アスタナクラブに参加(11月14-16日)、その報告。